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Column

英語学習コラム

効率の良い英単語の勉強方法

英単語の暗記は、英語を学ぶにあたり避けては通れないものですが、

 

なかなか覚えるのは大変です。

 

 

 

 

「単語帳で英単語を覚える」という方法は広く知られた学習法ですが、

 

初めて知る英単語が多く含まれる単語帳を利用することは、

 

実はあまりおすすめできません。

 

 

 

 

 

今回は、英単語帳を使わないほうが良い理由と買うべきタイミングについてご紹介します。

 

初めから単語帳で勉強するのは効率が悪い

例えば、英検2級の受験を考えている方で、まだ英検2級レベルの単語をあまり知らなかったとします。

 

 

もし、その人が本屋さんに行き、単語帳を買おうとしていたら、

 

 

私は止めます。

 

 

 

 

 

単語帳を使って単語を覚えていくためには、

 

 

かなり高いモチベーションと根気が必要となります。

 

 

 

 

単語帳を買ったはいいものの、

 

 

購入時のモチベーションが持続せず、

 

 

本棚の片隅へ、、、

 

 

ということはよく起こります。

 

単語帳を買ってはいけない理由

なぜ単語帳を使った学習は継続しにくいのか、

 

 

 

という疑問について考えてみます。

 

 

 

 

 

仮に、英検2級を受験しよう!

 

 

と思った時に、

 

 

英検2級の単語をどの程度知っているのか?

 

 

という点が重要になります。

 

 

 

 

 

1日に100単語覚えることを目標としたときに、

 

 

100単語のうちほとんど知らない、という場合、

 

 

記憶の効率は悪いのです。

 

 

 

 

 

 

 

実は、その方法よりも効率が良い覚え方があります。

 

 

それは、すでに知っている100単語と初めて見る100単語を合わせて

 

 

1日200単語を覚えるようにトレーニングをすることです。

 

 

 

 

 

全体の単語量が増えたとしても、知っている単語がある程度入っているほうが、

 

 

モチベーションが下がらず、長期間トレーニングを継続できるのです。

 

 

 

 

 

逆に、知らない単語ばかりだと、「まだまだ全部覚えるのに時間がかかりそうだ」とネガティブに考え、

 

 

結果的にパフォーマンスが下がる傾向にあることに注意する必要があります。

 

単語帳での学習をスタートする目安

では、英単語帳を使うことが悪いことかというと、そうではありません。

 

 

 

使うには、学習者の単語量と開始するタイミングを計る必要があります。

 

 

 

 

当校の指導における、単語帳導入の目安は以下になります。

 

 

 

【英検の場合】

 

受ける級の過去問で合格ラインに近い点数を取れたとき

 

 

 

【TOEICの場合】

 

スコア400に到達したら、英検準2級の単語帳を開始

 

スコア500に到達したら、英検2級の単語帳を開始

 

スコア600に到達したら、TOEIC用の単語帳を開始

 

スコア700に到達したら、英検準1級の単語帳を開始

 

 

 

 

 

正確には学習者のレベルと性格や勉強スタイルに応じて、

 

タイミングは変えています。

 

 

 

しかし、上記を目安として開始することで

 

開始する単語帳に含まれる英単語のうち50〜70%はすでに覚えており、

 

30%〜50%程度を学べば良いと感じることができます。

 

 

 

 

この、「あとちょっとだ」という気持ちを育むことがモチベーションの向上と継続につながります。

< 追記 2016/06/02 >

単語の復習方法をアプリを使った方法に変更しました。

これにより、単語帳を使うよりも効率よく単語の復習をすることが可能になりました。

​詳しくはこちら→英語ブログ【英単語を復習する新しい方法の開発】

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